ヨーロピアン伝統の食彩を日常に フランチャコルタとフランスの牡蠣のマリアージュ

イタリアのスパークリングワイン「フランチャコルタPDO*(原産地呼称保護)」と、フランスの牡蠣「マレンヌ・オレロンPGI*(地理的表示保護)」の共同キャンペーンの一環として試飲セミナーに出席しました。
『ヨーロピアン伝統の食彩を日常にーイタリアの発泡ワイン、フランチャコルタ(PDO)に、フランスのマレンヌ=オレロン牡蠣(PGI)を合わせれば、ヨーロッパの伝統を受け継ぐ極上のマリアージュが楽しめます。』が、EU(欧州連合)の支援を受けて、3年間にわたる共同キャンペーンをしています。ユニークでエレガントな組み合わせを楽しんでいただければと思います。

右:フランチャコルタ協会 会長 エマヌエーレ・ラボッティ氏
左:マレンヌ=オレロン牡蠣品質協会 代表 ローラン・シロン氏

フランチャコルタ(PDO)は、ヨーロッパが誇るイタリアの名産地フランチャコルタ地方で生産され、厳格なPDO認証ラベルを取得している高級スパークリングワインです。フランチャコルタは、主にシャルドネ、ピノ・ネロ、ピノ・ビアンコを使用し、伝統的な瓶内二次発酵によって、洗練された泡と豊かな味わいを実現しています。

Huîtres Marennes Oléron(ウィートゥル マレンヌ オレロン)の牡蠣 白味噌のクリームソース、フランチャコルタのフォーム
トマトのコンフィとアメリケーヌソース

マレンヌ=オレロン牡蠣(PGI)は、フランス・マレンヌ=オレロン地方で澄んだ海水の中、牡蠣養殖業者によって3年間かけて育成されます。半世紀以上の養殖の歴史と、自然環境を守り続ける情熱が込められています。代々受け継がれた技術により、豊潤な風味と繊細な余韻を持つ牡蠣が生まれ、世界中の愛好家に高く評価されています。

フランチャコルタ(PDO)とマレンヌ=オレロン牡蠣(PGI)とのマリアージュを通じて、EUの品質認証制度も知っていただきたいと思います。今回のイベントでは、24種類のフランチャコルタがお披露目されていました。とても全ては飲みきれませんでしたので、今後の食事のお供で、色々飲み比べてみて、お気に入りを見つけていきたくなりました。

PDO(Protected Designation of Origin): 原産地呼称保護。産地と明確に紐づけられ、生産・加工・調理のすべてが特定地域で行われていることを認定。

PGI(Protected Geographical Indication): 地理的表示保護。製品名と地域の関係を認定し、生産段階の少なくとも1つが当該地域で行われていることを保証。

ヨーロピアン伝統の食彩を日常に キャンペーンイベント

レストランメニューと相性のよいワインでまずは乾杯を
会場: TRUNK(KITCHEN)東京都渋谷区神宮前5-31 TRUNK(HOTEL)
期間: 2025年11月9日(日)まで

繊細な泡立ちと深みのある味わいを持つフランチャコルタ(PDO)。TRUNK(KITCHEN)のメニューと共に堪能できる厳選された5種類が用意されています。期間中はPOPUPスペースとラウンジでブランドの世界観に触れ、テイスティングや音楽との融合も。多彩な表情を持つワインの魅力に触れ、特別なお食事の時間が楽しめます。

Text /酒・食・旅・文筆業 磯部らん

コミュニケーションやマナーに関するビジネス本を多数出版。とくに発展途上国が好きで、アマゾン川でピラニア釣り、南インドにドーサを食べになど、好きなことをしに海外をひとり旅する。日本酒利き酒師。http://isoberan.com

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