大人留学のススメ②マンツーマンレッスンが魅力!フィリピン・セブ島留学

—前回の「大人留学のススメ①」は、『人生100年時代』 を考えての留学と英語力獲得への理論的な取り組みに「チャレンジしたいと思っていた肩を押してくれた」という数多くの反響がありました。留学の準備から実際について河野純子さんのリアルレポートが続きますー

語学留学をしようと決めてまずしたことは、留学エージェントを3社ほど選んで、留学先に関する資料を請求すること。ところが、どさっと届いたパンフレットを見ていると、選択肢があまりに豊富で1か所に絞り込めません。国もアメリカ、カナダ、オーストラリア、イギリスといった定番国から、最近ブームというフィリピン、マルタ共和国まであり、さらに各国の中でも魅力的な都市がたくさん・・・。

そこで私はひらめきました。何も留学先を1か所に絞る必要はないのでは?と。迷ったときには全部買うという「大人買い」の発想ですね(笑)。そしてまずは第1弾としてフィリピン、第2弾として「アメリカ一住んでみたい街」として話題のポートランド、第3弾として地中海で唯一の英語公用語の国マルタ共和国に・・・というドリームプランを立てたのです。この3か所の合計で、私に必要な英語学習時間1000時間(平日1日10時間学ぶとして20週間)をクリアしようという作戦です。なぜ1,000時間が必要なのかについては「大人留学のススメ①」で述べました。https://wlifejapan.com/2018/01/09/studyabroad/

第1弾にフィリピンを選んだ理由は、なんといってもその物価の安さ。欧米への語学留学はグループレッスンが普通ですが、フィリピンであれは物価が安いのでマンツーマンレッスンが可能。いきなりグループレッスンを受けて、内容も分からず一言も話せない・・・なんていうことは避けたかったので、まずはマンツーマンレッスンで基礎力をアップさせようと考えたのです。

留学期間はたまたまスケジュールの調整がついた2017年5月末~6月中旬にかけての3週間。選んだのは日系のQQ Englishという学校です。セブ島のITパーク(写真下)という外資系企業が集まる経済特区の中にあり治安がいいこと、教師の質が高く希望していたビジネスコースがあること、オンラインコースもあるので帰国後も同じ先生で学習が可能なことなどがポイントでした。

授業は1日8コマ、計8時間のマンツーマン。宿泊は学校の寮か、ビジネスホテルかを選択できるのですが、大人の私は迷わずホテルの1人部屋(写真下)を選択。それでも授業料と学校のカフェテリアでの3食の食事サービス、送迎のバス代を含めて、トータル22万円です。これは安い!日本や欧米でのマンツーマンレッスンの単価は1時間6000円以上。1日8時間×5日×3週間で120時間レッスンを受けたら、授業料だけで最低でも72万円かかってしまう計算です。

さて、では実際の授業はというと、朝8時~夕方17時までの8時間、個室にこもってのマンツーマンレッスンはかなりストイックでしたが、おかげである程度基礎力は付いた実感がありました。特に勉強になったのは発音のクラス。「今までそんなにひどい発音をしていたのか!」とびっくりするほど、徹底的に直されました。そんな授業の様子はまた次回レポートします。

写真協力/QQ English https://qqenglish.jp/

Text/河野純子

とらばーゆ編集長(リクルート)、ライフスタイル系の新規事業開発プロデューサー(住友商事)を経て独立。人生100年時代の豊かなライフスタイルの創造をテーマに、コンサルティング、プロデュース、マーケティング、執筆活動を展開。特に「大人の学び」に着目し、自身も大人留学を経験。2018年4月からは大学院に進学予定。いばらき大使。

 

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