大人留学は、英語力のUPと文化や食とその地を楽しむことも重要。ポートランドを留学先で大成功だっとという河野純子さんが語る充実した大人留学実現のコツ。学校選びやコース選びについての第１回　https://wlifejapan.com/2018/04/29/sturyportland1/　に続いて、第2回は留学期間や留学時期について。ポートランドで世界から留学生の集まるKaplanを選んだ河野さんのチョイスは…。

 

◎留学期間

民間の語学学校であれば、留学期間は1週間～長期（1年）まで選べます。私はスケジュールが調整できた9月中旬～12月中旬の3か月間（13週間）でしたが、語学学校への留学という意味ではちょうどよい期間だったように思います。逆にこれ以上語学学校に通っても、ややマニアックな文法やアカデミックな表現を学ぶことになるだけで、実践的ではないように感じました。

Kaplanの場合、10週間で1ランクレベルアップを目指すというカリキュラム構成だったので、学校に通うのは10週間にして、残りの3週間はインターンシップやボランティアなど、何らかの英語ネイティブのコミュニティに入って、実践力を磨くといった選択もあったかもしれません（実際にインターンシップやボランティアを見つけるのは難しいですが）。なお学生VISAの場合、学校を卒業しても60日間はアメリカに滞在できます。

 

◎留学時期

私が滞在した9月中旬～12月中旬は、紅葉が美しく、農作物の収穫期。ハロウィーン、サンクスギビングにクリスマスとイベントも盛りだくさんで楽しい季節です。ただし11月以降は雨が多くなり、2月までは気温も低く連日雨で気が滅入るという人も。雨季があるおかげでアートやDIYの文化も栄えているのではないかと思いますが、ポートランドのベストシーズンはと聞かれれば、やはりからりと晴れて日も長い6月～9月のようです。

さて、学校選びや留学期間に関するアドバイスは以上です。より充実したポートランド留学を実現するために（その３）では、住まいや滞在期間中の工夫、そして費用についてまとめます。

Text／河野純子

元とらばーゆ編集長（リクルート）、生活関連分野での新規事業開発プロデューサー（住友商事）を経て独立。豊かなライフスタイルの創造をテーマに、コンサルティング、プロデュース、マーケティング、執筆活動を展開。特に「人生100年時代の大人の学び」に着目し、自身も大人留学を経験。ライフシフト・ジャパン（株）エグゼクティブ・プロデューサー、いばらき大使。