いつでもエキサイティングなニューヨーク。五番街で10月まで開催されている素敵なイベントをトラベルアクティビスト真里さんが紹介してくれます。NYに行ったらここでインスタあげたい！。

 

ワインが大好きな私にぴったり。今月訪れたNYで開催の素敵なイベントは、その名も「Rosé Mansion」。“ロゼワインの館”とでも訳しましょうか。世界のロゼワイン生産者150社が協力して、その魅力を紹介するイベントです。

ニューヨーカーの夏に欠かせないのがロゼワイン。ロゼワインはもともと南仏での生産が有名で消費量も多いのですが、NYエリアは南仏に次いでロゼワインの消費量が多いそう。夏が来ると、マンハッタンのワインショップにはロゼワインコーナーが作られています。

 

Rosé　Mansionに入館するには、入場時間指定のチケットを事前にHPから購入することが必須です。１人45ドルで、８種類・グラス２杯分程度の試飲ができるとのこと。５番街に面したビルの１階、「Rosé Mansion」と大きくペイントされている入り口で、スマートフォンに送られてきた電子チケットと年齢確認のIDを見せて入場。

予約した時間になるとスタッフに案内されて、階段を上がって２階へ。２階のメイン会場はテーマ別の部屋に分かれていて、ロゼワインの製法・ワインの歴史・アメリカ国内でのワイン生産の歴史・世界のロゼワイン等イラストを多用した展示を見ながらトリビア的ワインの知識を得られる一方、各部屋が“インスタ映え”する装飾で飾られています。

最初の部屋は、白い壁に白い家具。プラスチックの試飲用グラスを手に取ると、中にはいろいろな種類のブドウの粒を描いたシールが。スタッフが「この部屋のどこでもシール貼ってデコレイトして！」。「自分のグラスにも貼ってね！」。

 

他には、大きな椅子にイミテーションの冠をかぶって女王様気分になる部屋も。バラの花びらが敷き詰めてあるバスタブ（水は入っていません）に入って、ロゼワイン片手に優雅なバスタイムを気取ったり。座れるシャンデリアもあります。私が行った時は、平日の昼間ということもあり、参加者のほとんどが女性のグループ。ワイワイおしゃべりしながら、セルフィーを撮ったり、動画を取り合ったりと大盛り上がりでした。

面白いコーナーの一つが、“Blending Lab”。ワインの「重さ・軽さ」「酸味」「果実味」の三項目について、自分の好みをチェックシートに記入、スタッフが数種類のロゼワインをブレンドして自分の好みにあったオリジナルロゼワインを作ってくれます。「ワインを混ぜてしまうなんて！」と最初は思いましたが、意外にも美味しくいただきました。

 

見終わって再び１階に降りると、そこはバーエリア。自分の好みのロゼワインの味を伝えると、おすすめのロゼワインを出してくれます。グラス１杯からでも、ボトルでも注文できます。なんと缶入りロゼワインもありましたよ。

ワイン好きの方にはとても楽しめるイベントです！NYに行く機会がある方はチェックしてみてください。

2018年10月７日まで開催。

Rosé Mansion     https://www.rosewinemansion.com

Text／トラベルアクティビスト真里

世界中、好奇心を刺激する国々を駆け巡るトラベルアクディビスト。外資系金融機関に勤務の後、１年の３分の１は旅をする生活へ。ジョージア、バルト３国はじめ訪れた国は50カ国以上。日本中も巡り、行った先で出会った人、風景、食etc. 旅の醍醐味をレポートします。