シンガポール在住の栗尾モカです。日本に家族で帰国してのお出かけ。季節のイベントやアクティビティが充実している「星野リゾート リゾナーレ八ヶ岳」へ行ってきました。今回は、3回シリーズの最終回。充実の家族旅をレポートします。

 

星野リゾートといえば、数々の充実したアクティビティはもちろん、美味しい料理を楽しみに宿泊するお客様も多いとか。ワインリゾートとして人気のリゾナーレ八ヶ岳は、ワイン好きにとってたまらない場所です。全てのレストランでワインを味わうことができ、「BYO（Bring Your Own）自由化宣言」と称し、リゾナーレ八ヶ岳内のワインショップや、アクティビティ「八ヶ岳ワイナリー散歩」で購入したワインを対象のレストランに無料で持ち込むことができます。滞在中にワインの魅力にたっぷり酔いしれることができる、まさに至福のリゾートです。

１泊旅行でディナーとブレックファーストを頂いたのは、ビュッフェ&グリルレストラン「YYgrill」。葡萄をモチーフにしたボルドーカラーの壁画の前に、ずらりと並ぶお料理の数々。夜はワインが進むオードブルがずらり、朝は彩り鮮やかな野菜をたっぷりと頂けるメニューが揃います。キッズメニューもあり、子供も一緒にゆっくり食事を楽しめます。

「YYgrill」では、大きなワイン樽をモチーフにしたオリジナルサーバーから赤白２つのハウスワインを提供しています。他にも厳選された山梨・長野のスパークリング、白、赤、ロゼをグラス、カラフェ、ボトルとサイズを選んで楽しめます。ディナーでは食前酒に「日本のあわ 長野シャルドネ」をグラスで頂きました。オーク樽由来のナッツ香が心地良く、食欲をそそります。

 

ビュッフェで前菜を楽しんだ後は、メインディッシュのグリル料理は牛フィレ肉をチョイス。石の上でジュッと音を立てながら供されるステーキは、柔らかくとてもジューシーでヤミツキになる美味しさ。３種のソースと共に頂きます。

子供はぶどうジュースを。どのお店に行ってもスタッフの方々のホスピタリティが温か。どのテーブルでも子供たちは笑顔に。

夕食後は、リゾート内のワインショップ「YATSUGATAKE Wine house」に立ち寄りました。こちらでは、客室でもゆっくりとワインを楽しめるアイテムとして、ワインサーバーから提供しているワインをお好みの量でテイクアウトすることができる「VINO BOX」が用意されています。ワインと一緒に楽しみたいナッツやチーズなども一緒にお持ちかえりできるのが嬉しいサービス。

翌朝は、再び夕食を頂いた「YYgrill」へ。朝食ビュッフェもバラエティに富んだメニュー、品数の多さ。とても贅沢な朝のスタートです。

新鮮な野菜がたっぷり入った「彩り野菜のオムレツ」は絶品です。

作りたての小松菜、りんご、バナナのスムージーを頂けるサービスも！

ヘルシーな朝食を楽しんだ後は、チェックアウトまでの時間もワインを楽しもうと、再び「YATSUGATAKE Wine house」へ。

 

テイスティングを楽しむ間、娘とパパはお隣りの「Books ＆Café」へブックハンティングに。お気に入りの本を読みながらコーヒーを愉しめる寛ぎのブックストアで、美しい写真集や旅の本など、多彩な本が並びます。

 

「YATSUGATAKE Wine house」では、サーバーに用意された、選りすぐりの24種類の山梨・長野のワインをテイスティングできます。気に入ったものを購入できるので、館内のレストランに持ち込むこともお部屋でゆっくり楽しむこともできます。

スタッフの方から、八ヶ岳エリアの魅力から多種多様なリゾナーレ八ヶ岳の楽しみ方まで楽しくお話を伺いました。リピーターが多いとお聞きしましたが、深く納得。「新しい扉が開いた！」という娘の言葉の通り、これまでの親子旅のイメージが一新するような、クリエイティブで冒険心が刺激されつつ身体の芯まで癒される、素晴らしいリゾート体験でした。今回ご紹介したアクティビティ以外にも、企画は盛りだくさん。次回の親子旅も楽しみです。

星野リゾート　リゾナーレ八ヶ岳

TEL 0570-073-055（リゾナーレ予約センター）

https://risonare.com/yatsugatake/

 

Text : 栗尾モカ

シンガポール在住のライター・イラストレーター。光文社「STORY」など女性誌を中心にライフスタイルや旅の取材執筆、朝日新聞などにイラスト・コミックエッセイの連載多数。著書「女のネタ帖」（学研）「サロン・ド・勝負」（KADOKAWA)「おしゃれレスキュー帖」（KADOKAWA)