京LIFE:京都の和菓子の老舗が手がけると、バレンタインチョコもこんなに新感覚 !

国内最大級のチョコレートの祭典大阪の阪急うめだ本店で開かれています。

京都の和菓子の老舗亀屋良長」が手掛けるチョコレートは、この阪急うめだ限定商品。京菓子×チョコ=新感覚バレンタインチョコをご紹介します。

 

バレンタインデーのチョコレートは今や、誰かにプレゼントするだけでなく、

自分のお気に入りチョコを探す一大イベント。

 

大阪梅田の阪急うめだ本店でここ数年開かれている

バレンタインチョコレート博覧会」は年々売り上げを伸ばしており、

なんと、去年の売り上げは23億円

 

今年も大賑わいのチョコレート博覧会会場。

その中で、「ニッポンのチョコ」というブースでは日本生まれのチョコの美味しさと美しさに出逢えます。

 

1803年創業の京都の老舗・亀屋良長からは、阪急うめだ本店限定の商品「かるめる」が。

こちら「かるめる」は、羊羹×チョコレート×キャラメルという新たな試みが!!

 

京都で注目のショコラトリー・Dari K(ダリケー)のカカオニブなどを使用。

チョコとプラリネアーモンドの2種類のキャラメルを羊羹に合わせたのは、

亀屋良長で新感覚の和菓子を次々に発表している菓子職人Satomi Fujita(藤田怜美)さん。

 

パリでの経験も積まれ、

和洋どちらの文化も取り込んだ新たな美意識が光るチョコ羊羹です。

羊羹のねっとりした食感にカカオニブの歯ごたえが面白く、金箔も華やかで、プレゼント用でも、

自分用でも気分が上がります !!

 

こちら小さなキューブが可愛らしい商品は、「カカオ豆羊羹」です。(こちらは京都本店にもあるそうです)

これにもDari Kさんとのカカオ豆が使われていて、

しっかりした甘みを味わえる黒糖羊羹と爽やかなオレンジ、みかんの蜂蜜が入った羊羹の2種類の味が楽しめます。

マカデミアナッツもアクセントになっていますよ。

 

こうなると、一緒に合わせて飲むものも、

お抹茶なのか、コーヒーなのか、紅茶なのか…悩みますね!

 

日本の和菓子×チョコの可能性はまだまだ広がるなぁと感じる展覧会でした。

 

日本以外のブースも歩いていると、

チョコレートのスペシャリスト、チョコソムリエのさつたにかなこさんに出逢えました!

さつたにさんにオススメをうかがった所、

今年はペルーから空輸したチョコが注目ですよ!」とのこと。

 

「マラナ」のチョコは、クスコなどのカカオ農家から購入した豆をリマの工房で作っているそうです。

お味は世界大会で入賞した実力で間違いないそうですが、

ペルーの文化が漂う美しいイラストに思わず“ジャケ買い”しても楽しいかなと思いました!

 

さつたにさんが紹介する世界のチョコレートは、「トモエサヴール」で一部、購入することも出来ます。

トモエサヴール http://t-sav.com/

 

美しく美味しい、このチョコレート博覧会は、2019年2月14日(木)まで。

大阪梅田の阪急百貨店9F催場を中心に開かれています。

(地下一階にも展開するものもあります)

https://www.hankyu-dept.co.jp/honten/h/valentine2019/index.html

Text /倉松知さと

関西在住。キャスター、歴史番組制作、京都情報ポッドキャスト制作などを経て、京都・歴史ライターへ転向。京都歴史ガイドブック『本当は怖い京都の話』(彩図社)ほか、雑誌で歴史エッセイを連載中。京都、歴史ジャンルでのラジオ、テレビ出演、講演なども。日本旅行作家協会会員。個人ブログ『京都に来るなら…』https://ameblo.jp/ciaokyoto/

 

 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です