シンガポール発:インスタ・スポットの宝庫、シンガポールで話題のあそこ

クレイジーなほどに‘メガ盛り’のミルクシェイクが「インスタ映えする」と、人気沸騰中。シンガポール店がアジア一号店として注目のニューヨークの名店「ブラック・タップ・クラフト・バーガーズ&ビア(以下、Black Tap)」。新しいメニューが公開されるたびに話題です。

運ばれた途端に思わず歓声が上がるメガ盛りデコレーションのミルクシェイクと、受賞歴のあるジューシーで食べ応えのあるバーガー、オリジナルクラフトビールや、テイスティなスナックが味わえるとあって、シンガポール店も常に満席。アメリカ本国では数十人の行列ができるほどの人気です。

まずは、SNSで話題のクレイジーシェイクをオーダーしてみましょう!

(左)不思議の国のアリスの展示会とのコラボ「Wonderland(22シンガポールドル)」、(右)「Cotton Candy(22シンガポールドル)」「崩れる前に、写真撮らなくちゃ!」まずはパシャ!それからゆっくり味を楽しむ。「Black Tap」には、そんな楽しい光景がお店のあちこちにあります。

今、マリーナベイ・サンズのサイエンス・ミュージアムで開催中のルイス・キャロル作「不思議の国のアリス」の遊び心あふれるインタラクティブな展示会「WONDERLAND」と、クレイジーシェイクのコラボレーションが実現!とびきりポップなシェーク「Wonderland Crazy Shake(22ドル)」を期間限定で楽しめます(9月22日まで)

そして、こちらも必食の「ザ・オール・アメリカン・バーガー(22シンガポールドル)」アツアツでジューシーなハンバーガーに、特製ソースとアメリカン・チーズがとろり。あとを引く美味しさで、食べ応えも充分です。

「Black Tap」のメニューの美味しさは、お墨付きです。シェフを務めるジョー・イシドリ氏は、祖母、父親と3代にわたる料理人家系で育ち、ドナルド・トランプ氏のパーソナルシェフという経歴を持っているのです。

今回、「Black Tap」を成功させ、エンタテインメント性のあるレストラン経営のプロフェッショナルとして知られるクリス・バリッシュ氏に話を伺いました。

「当店は、古きよきアメリカにあったレトロなバーガーショップがコンセプト。そこに現代のエッジを加え、ニューヨーク・スタイルのハンバーガーとしてモダンに復活させたショップです。ニューヨークに次いでラスベガス、そしてアジア初のシンガポール店をオープンできたことはとても光栄でした。例えば、このミルクシェイクを一口飲むと子供の頃を思い出してノスタルジックな気分になりませんか?この店に来てクラシカルなハンバーガーを楽しんでみてください。きっと、甘い記憶が蘇るはずです」

お店を見渡すと、このシェイクを囲んでいるのは若い人たちだけはなく、大人世代も多いことにも気づきます。

「メニューにアジア風を取り入れるのが好き」というバリッシュ氏。パンダン、小豆、緑茶、ココナッツなどの素材もお気に入りなのだとか。日本では、タピオカミルクが大ブームになっていますが、少し前には、期間限定で提供された「タイガーシュガー」というブラックシュガーテイストのシェイクも大人気でした。「NYのようにストリート感のある街こそが、Black tapの雰囲気なのです。シンガポール店でも、地元の雰囲気は取り入れていきたいですね」

シェイクやバーガーの他にもブルーチーズ・ドレッシングとホットソースが絡み合い、思わずビールがグイグイ進んでしまう美味しさの「メキシカン・ホットソース」などもおすすめです。

シンガポールに来られたら新鮮な驚きが詰まった「Black Tap」に是非足を運んでみてください!

Black Tap Craft Burgers & Beer(Singapore)

住所:マリーナベイ・サンズ

(10 Bayfront Ave, Singapore 018956)

ベイ階L1-80ザ・ショップス アット マリーナベイ・サンズ内

電話:+6566889957(予約不可)

https://blacktapnyc.com

すべての表示料金には10%のサービス料と現行のGSTが適用されます)

Text : 栗尾モカ

シンガポール在住のライター・イラストレーター。光文社「STORY」など女性誌を中心にライフスタイルや旅の取材執筆、朝日新聞などにイラスト・コミックエッセイの連載多数。著書「女のネタ帖」(学研)「サロン・ド・勝負」(KADOKAWA)「おしゃれレスキュー帖」(KADOKAWA)

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