巣ごもり生活が続いていますが、皆様いかがお過ごしでしょうか。
こう毎日家の中に引きこもっていたら気分まで滅入りますよね。
今年は春を感じられないまま季節が過ぎて行くのが残念です。
また、京都に行けなかった方も多いのでは?
そんな方にぜひおすすめしたいのが「京菓子のお取り寄せ」です。
季節感あふれる京菓子で、お家に居ながら京都気分を楽しみませんか?
特に季節感あふれる繊細な上生菓子は、お店に直接行かないと買えないと思っている方は多いと思います。でも、お取り寄せ出来るんです!!
今回は、大人気の「塩芳軒」さんがオンラインショップを始めたことも含め、お伝えします!!
私もいつも西陣の塩芳軒さん(URL:https://www.kyogashi.com/ )は、直接お店か百貨店で買うのですが、このコロナ騒動で外出出来ず、先日(4月半ばころ)、もう我慢出来ない!と、初めてお店にお電話をして送ってもらうことにしました。
生菓子類は絶対に送れないと思い込んでいたのですが、意外とすんなりと「大丈夫ですよ」と言っていただけてホッとしました。
またこの時期なので、「着払いも出来ますよ。」と言って頂けたのも有難かったです。
そう、この包装紙。そして紐の結び方。キリッとした紅い紐結びが大好きです。ワクワク…。
箱を覗くとご覧の通り、多少の揺れには耐えられるような包装のお陰で美しいままの京菓子が我が家に届きました。
4月上旬に届いた上生菓子はこちら!
家族みんなが大好きな優しいピンク色の羽二重「花みずき」。もう、取り合いです!!もう一つ頼めば良かった…。
なんとも言えない生地の柔らかさよ!そのきめ細かさ、柔らかさといったら赤ちゃんのほっぺどころではありません。
木の芽上用は、ほんのり木の芽が薫る上品な上用まんじゅう。こし餡も安定の美味しさです。
よもぎ入りの羽二重の菓名は「胡蝶(こちょう)」。今年は春に草餅も食べられなかったなぁ…という想いをやっと解消できました。氷餅のキラキラ感、中には粒餡。う~ん、満足。
冒頭のメイン写真は「京鹿の子」です。鹿の子とは、餡玉の周りに小豆や栗などがついたもの。子鹿の背中のまだら模様に似ていることからその名が付いています。
白餡を白小豆で包み、透明感もある逸品。陽の光が差すと、はんなりとした黄金色がまた華やかです。
こう長く巣ごもりしていると、つい乱れがちな一日のスケジュールですが、お茶の時間をちょっと入れることで、一息つけて、リフレッシュできました。しかも、季節感たっぷりの京菓子なので、家族の会話もとっても和みました!!
暮らしに潤いって、大切ですよね!!
塩芳軒さんの季節感あふれる上生菓子のお陰で強く実感しました。
そしてNEWS ! なんとなんと、この京都の人気店塩芳軒さんが、
4月25日にオンラインショップを開設されました!
(URL https://shop.kyogashi.com/)
そこには季節の蒸し菓子4種が!!
送るには難しいかなと思っていた「きんとん」も含まれていて、とても楽しみです。
宅配便の方も一生懸命届けて下さっているので、ある程度の形の変化は問わないことに致しましょうね。でも、先日、私が頼んだ菓子4種は全く気になる所無し!でしたよ!!
「あの塩芳軒の御菓子がネットで買えるの?」「本店限定の聚楽まんじゅうがバラ売り、箱詰めどちらもOKで、配送してもらえるの!?」と早くもネット上でザワついております!(売り切れでも再入荷問い合わせも出来ます。)
いつもお店に買いに行っていた皆さん、また、あまり口にしたことのなかった皆さん、この「巣ごもり」の機会に、ぜひ、「京菓子のお取り寄せ」をしてみてはいかがでしょうか?
尚、京菓子仲間で作る会「山水會」ではFacebookを立ち上げました。
京菓子の最新情報が満載。こちらもぜひご覧下さい!!
●塩芳軒(しおよしけん)
URL: https://www.kyogashi.com/
TEL:075-441-0803
営業時間:9:00~17:30
定休日:日曜・祝日・月1回水曜日(不定)
■オンラインショップ https://shop.kyogashi.com/
季節の上生菓子の他、お干菓子、本店限定の「聚楽」もあります。ぜひお問い合わせ下さい。
Text /倉松知さと
関西在住。キャスター、歴史番組制作、京都情報ポッドキャスト制作などを担当後、京都・歴史ライターへ転向。
歴史ガイドブック『本当は怖い京都の話』(彩図社)ほか、新聞、雑誌で歴史エッセイなどを連載中。
京都、歴史ジャンルでのラジオ、テレビ出演、講演なども。日本旅行作家協会会員。