大人留学のススメ④セブ島留学の日常生活と週末の楽しみ

— 「英語を本気で身につけて今後の仕事に活かしたい」という読者の方からの反響が続いている「大人留学のススメ」シリーズ。今回は留学先であるセブ島での普段の生活について河野純子さんのリアルレポートが続きます。

 

セブ島に大人留学した3週間。日常生活はいたって健全なものでした。滞在していたビジネスホテルからQQ English ITパーク校までは歩いて10分ほど。安全のためスクールバス(写真左下)も運行されていましたが、ITパーク内は全く危険を感じなかったので毎朝7時半ごろホテルを出て歩いて通学。学校のカフェテリア(写真右下)で朝食をとり、8時から授業を4コマ受講。12時からカフェテリアやITパーク内のカフェでランチ。13時から再び4コマ授業を受けて17時には終了。ITパーク内にはいろいろなレストランがあるのでそこで夕食を食べてホテルに戻り、宿題や復習を2時間ほどして23時ごろには就寝といった具合です。

 

 

授業はマンツーマンなのでクラスメイトはいませんが、初日にオリエンテーションを一緒に受けた仲間は「同期(バッチメイト/写真下)」として仲良くなるので、ランチや夕食を一緒に食べたり、週末はリゾートエリアに出かけたりも。生徒の年齢層は20代~30代がメインですが、40代~50代のビジネスパーソンもちらほらいて、大人だから浮いちゃうなんてことはありません。日系の学校だったので、生徒の国籍は6割ぐらいが日本人で、あとは韓国人、台湾人、ベトナム人、ロシア人など。となるとどうしても日本人と日本語で話してしまうことになるのですが、でもまあ1日8時間、宿題の時間も入れれば10時間英語で過ごしているので、リラックスタイムは日本語でも良いかなといった感じです。

 

 

さて平日のストイックな生活に対し、週末はリゾートエリア(ITパークのあるセブシティから車で1時間ほどのマクタン島)へのショートトリップという楽しみがあります。私のおすすめは、「何もなくて豊かな島」カオハガン島(写真下)。サンゴ礁に囲まれた美しい島で、約600人の島民のみなさんが電気も水道もない、昔ながらの自然と調和した暮らしをしています。ここでのんびり過ごす一日は本当に豊か。そのほか、シャングリラホテルのCHIスパも大人女子にはおすすめです。

 

 

そんなメリハリのきいたフィリピンでの生活。生活費は本当に安く、ローカルな食堂ならビールを1本飲んでも1食150円ほど(写真下はフィリピン名物の豚の丸焼きレチョンの定食。美味しくてよく食べました)。移動にはUBERを利用していましたが、セブシティ内ならどこへ行っても150円程度、マクタン島まで1時間乗っても1000円程度という安さです。

 

 

生活上の注意点は、まずお水。歯を磨くのもミネラルウォーターを使用しないとお腹を壊します。ITパークの外に出ると、道が悪く粉塵が舞っているので、マスクは必須。私は缶ビールの飲み口は必ず拭く、モンダミンでうがいするなど、かなり気を付けていたので元気に過ごせましたが、周囲には体調を崩してしまう人も多かったので要注意。そしてITパークの外はやはり治安はよくないようで、地元の人たちもスリには気を付けていました。

 

さて3回にわたってフィリピン・セブ島留学の詳細をレポートしてきましたが、次回はまとめとして、成功する学校選びのポイントや留学期間、手続きなどをお伝えします。

 

カオハガン島 http://caohagan.com/

シャングリ内CHIスパ http://www.shangri-la.com/jp/cebu/mactanresort/chi-the-spa/

Text/河野純子

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